小説の販売を中止しました

Amazon Kindleおよびnoteでの小説販売を中止しました。(NovelJam2018秋参加作品『フェイク・ポップ』を除く)

自分のなかで、殻を破ったと思えるような作品がようやく書けた気がして、その作品に比べると、過去の創作物がやっぱり至らない点が多かったと思え、やっぱり人前に出すような出来ではなかったのではないかと気付いたんですよ。

2011年を最後に新人賞の予選通過をしていないわけですが、この期間は自分のなかにひたすら潜っていって、魂の叫びを書こうと努力し続けていて、けれど、他者からの視点が欠けていたのではないか、と。

自分が書きたいこと、書かなければいられないことを書くこと自体はいいのですが、それが他人が読んで面白い作品かどうかは別問題。これまでの作品は、他人が読んで面白いと思える作品ではなかったと悟って、そんな作品を公表・販売しているのが恥ずかしくなって、全部非公開にしました。

まあ、それ以前にほぼ全く売れていなかったので、ネット上で販売する意味はないかなあと思って。インディーズ作家としての活動は、文学フリマでの手売りだけにしようと思います。

これまで、ツイッターやブログで有り得ないほどバズった経験も何度もあるんですが、そういう文章を書いた時は、読んだ人が面白いと思えるかどうかを意識していたんですよね。ネタとして書いている意識というか。けれど小説を書くとなったら、魂の叫び的独白になってしまって、読者としてのメタ視点みたいな、書いている自分を見る自分みたいなものが消えてしまった。だから、自分と人間関係のない人(文学賞の下読み委員とか)が読んでも、楽しめるものじゃなかったんだと思います。文学といえども、広義のエンタテインメントです。読んだ人が楽しめないといけない。これからも小説は書いていきますが、たとえ純文学として執筆する場合でも、エンタテインメントなんだという意識を持って書きたいです。

小説書かないと、生きていられない人間なんで、書き続けることになるわけですけど、なるべく早くプロデビューしたい。自分が面白いと自薦したのではなく、他者に面白いと思ってもらえて出した本、そういうのがやっぱり面白い本だと思うから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA