昔のブログは自由だったよね

僕が最初にブログを始めたのは2005年くらいで、世の中はブログブームの真っ只中だった。

確かteacupというサイトのブログサービスを使ったと思う。界隈で相互リンクしたりして、一日200人くらいが来るような場所になった。

書いていた内容はたわいもない雑談みたいな話で、今ならTwitterに書き込むようなことを延々と毎日更新していた。オフ会に行ったりして、リアルな知り合いもできた。(そのうちのひとりとは今でもつながっている)

ファンというか熱心な読者もできた。mixiにも招待してもらった。大学院を中退寸前になっていた自分にとって、ブログの世界は毎日の苦しみから逃げられる大切な居場所だった。

今でも、大手ブログサービスでやっている個人ブログではそういう空気感がまだ残っているし、無名の誰とも知らない人の書いた文章を読むのは楽しい。(素人の書いた小説を読むのは辛くても、ブログなら苦にならないのは、何故なんだ?)

けれど、Googleで検索しても、そういうブログはあんまりヒットしない。SEO対策がなされた、「情報」が載っているブログばかりが検索結果に並ぶ。

確かに「情報」を知ることができるブログは実用性が高く有益だ。僕もそういうところで情報を集めて、WordPressで自分のサイトを作れるようになった。でもちょっと面白くないなと思う時がある。昔のインターネットのごった煮感が今となっては懐かしい。そのごった煮の最後のムーブメントが2000年代半ばのブログブームだったのだと思う。

あなたがいま文章を読んでいるこのサイトは、僕が書いた小説を買ってもらうのが目的で、どういうことをこのブログに書いていこうかはまだ決めていない。ブログ飯というかマネタイズもできるならしたいけど、それよりも僕にとっては小説を書くことが大切であり、ブログに命をかけるわけでもない。

WordPressブログではあるけれども、昔のブログに漂っていたような自由でなんでもない感じの文章をここには書いてゆきたい。

ちょっと面白いなと思えるサイバー空間を作るのが目標なのである。

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