短歌犬
ぶっ殺す!便所で叫ぶ月曜日そんな己は清らかである

西山保長 NISHIYAMA Yasunaga

プロフィール

文学フリマや電子書籍で活動するインディーズ作家。副業でフリーランス校正者。
1978年三重県生まれ。ジャスコと元祖国際秘宝館が並び建つロードサイドで生まれ育つ。
東京在住。別名義に、本郷保長、矢那遊子。

​小説

ギャラリーあけ星』(2018) BCCKS Amazon
テーマはずばりYoutuber!
東京御茶ノ水のとあるギャラリーでは、メンヘラオフ会、アフリカ文学読書会、Youtuberをモチーフにした写真展が行われています。
主要登場人物、全員Youtuber! これが新時代の文学か!
とあるギャラリーに集う大人になりきれない者たちの物語。どうかあなたに届きますように。
(2019/5/6文学フリマ東京で頒布)

フェイク・ポップ』(2018) BCCKS Amazon
著者・編集者・デザイナーでチームを組み、2泊3日の合宿で電子書籍を作るイベント、「NovelJam2018秋」で制作した作品。ポップでフェイクなエンタテインメントです。
編集者が考えたキャッチコピーは次のとおり。
アイドル×フェイクニュース 嘘vs.嘘で、真実を作り出せ!
フェイクニュースサイトを運営しながら、シェアハウスで共同生活を送るアイドルオタクのウソ、ギーク、オマイツ。ある日、推しの地下アイドル「るべむじゃーの!」が解散するというデマニュースが、何者かによって拡散されてしまう。モラトリアムの終わりを予感しつつも、デマによって失速したアイドルの勢いを取り戻すべく「ジャスティン・ビーバーがRT!」というフェイクニュースを流すことで対抗しようとする三人だったが……何が本当に「本当」なのか、情報が氾濫する現代社会の罪と罰。誰も他人事ではいられない物語、ここに開幕!
(NovelJam 2018秋 出場作品)

世界線』(2016) BCCKS Amazon
ブログで作家志望卒業宣言をした時期に書いていた小説をまとめたもの。作家志望をあきらめるまでの道程とそれからの希望について書いた。
文学フリマでのキャッチコピーは次のとおり。
アイドル×作家志望×ガチ恋×パラレルワールド×メンタルヘルス×青春の終わり×障害者雇用×未来型私小説。ありえなかった過去と未来、あり得たかもしれないもうひとつの自分。作家になることをあきらめ、自らの青春にピリオドを打つ。もう一度、生まれ変わるために、夢を終わらせる「最後の小説」が書かれました。
(2017/11/23文学フリマ東京で頒布)

大久保チチョリーナ』(2016) note
前作2作が私小説的なものを書いて評価されなかったので、まったく自分とは関係のない世界を書いた。AV女優「大久保チチョリーナ」が選挙に立候補する。その選挙期間中、不可解なことが連続し、東京はやがて錯乱状態に陥っていく。何者かになりたい人、なった人、あるいは何者かになった後の人生について。描かれる出来事は、私小説ではないけれど、書かれている内容は今の自分の魂の叫びになっていたと思う。サイバーパンクな一作。
(2017/1/21公開)

バスケット・ケース』(2013) note
精神を病んだ過去がある青年が、百貨店で清掃の仕事をする、その朝から夜までの1日を描く。今までについて何度も反芻しながら、目の前の仕事をこなしていく。インターネットへの書き込みが元で、青年の周りの世界が狂いだし、自分の狂気を自覚するのだった。
文学フリマでのキャッチコピーは次のとおり。
「労働」×「メンヘラ」
トップアイドル桜庭七子が突然のグループ卒業宣言!それにショックを受けた東大生が自殺したらしい? インターネットの海は大混乱し、やがて「僕」が働く世界も崩壊していく。「精神病者が働くこと」をテーマにぶっとばす青春メンヘラ文学、ここに登場!
(2016/5/1文学フリマ東京で頒布)

グリーン・バスケット・ケース』(2011) note
統合失調症の若者たちが集まって、ネットラジオを運営しようとする話。主人公の独善的な性格が原因で、サークル運営は破綻する。それでも、いろいろな人と接触し、生きる道を探していく。
(2016/5/1文学フリマ東京で頒布)

ローズレッドの町に生まれた』(2010) BCCKS Amazon
東京でニート生活を送る少女と、ネットでつながっている三重県の引きこもり男。近世末期からの男の家の歴史と、少女の街歩きが交互に語られる。男はやがてある事件を起こし、少女は三重県のその家を訪ねることになる。はたしてその家は、ローズレッド色の看板を掲げるジャスコに支配された町にあるのだった。
(文學界新人賞2次通過)

母よりも、美しく』(2008) note
渋谷の女子高に通う鈴代華子は、ある日、書店で哲学好きな男子高校生と出会う。ふたりの関係を軸に、将来について悩む華子の日常が語られる。書き手が若い女性であったなら、もっと評価されたはず(≒おっさんが女子高生を書いているのでちょっとキモいという欠点)。
(すばる文学賞1次通過)

評論

渇望する魂――小林美代子について』(2015) PDF
(2015/10/25公開)

詩から神々は生まれた――本居宣長』(2009) PDF
(群像新人文学賞評論部門2次通過)